【千葉日報】震災受け、厳しく 津波想定6.3メートル→8.4メートル 避難地図分かりやすく色分け 勝浦市が防災ブック配布

千葉県勝浦市で、冊子「市防災ブック・津波編」(A4判、14ページ)を1万部作成し3日、全戸配布したことが報じられています。


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 津波の高さは従来、1677年の延宝地震などを参考に6・3メートルを想定していたが防災ブックでは、津波の高さを県の公表値で県内最大津波高とされる8・4メートルに引き上げた。このため、浸水予測が拡大した範囲は黄色で色分けした。人口が集中する中心市街地ではJR勝浦駅の山側までが浸水の恐れがあると警鐘を鳴らす。

 津波避難場所は昨年8月から、市内の各区長と市で協議した結果、主に標高10~20メートルの高台にある神社仏閣や民家など71カ所をリストアップした。

震災を受け、従来より厳しい高さ8.4メートルの津波を想定した浸水予想図や住民との話し合いで決まった津波避難場所を示すなどしたそうで、大きな地図で、標高順に色分けして安全なエリアを分かりやすく示されているそうです。

もしもの場合の避難に役立てられるよう、平常時から地図の内容を確認しておきましょう。